2024/12/17
名古屋のオフィスデザインや内装の設計の際に失敗を防ぐポイントとは
人員が増えて手狭になった、内装や設備がくたびれて印象が悪いなど、オフィスに課題があるときは、オフィスデザインの変更を検討しましょう。
オフィスデザインを変更することで、オフィスへの不満や悩みなど、課題を解決できることがあります。
ただ、「動線設計が悪くて仕事がはかどらない」、「おしゃれに見えない」など、新たな課題を抱えてしまわないよう、慎重におこなう必要があります。
この記事では、オフィスデザインで解決できる課題や、オフィスデザインの失敗を防ぐポイントなどについて、名古屋市を拠点にオフィスデザインをおこなうTOMITA株式会社の観点から、詳しくご紹介します。
目次
オフィスデザインで解決できる課題とは?
まずは、オフィスデザインを変えることで解決できる課題について、改めて確認していきましょう。
主なものは下記の5つです。
業務をより効率的に
オフィスデザインで解決できる課題の一つに、業務の効率化が挙げられます。
例えば、オフィスデザインを変える際に動線を整理すれば、社員一人ひとりが動きやすい空間をデザインできます。
また、コロナ禍を機に、テレワークの導入や感染症対策など、働き方が変わったオフィスも多いでしょう。
そのような場合も、オフィスの実態に即した、フレキシブルなレイアウトに変更することが可能です。
他にも、整理整頓をしやすいスマートなオフィスに変えるなど、さまざまな観点から業務効率化を図れます。
社員のモチベーションの向上に
オフィスデザインの変更は、社員のモチベーションを高めることにもつながります。
例えば、古いオフィスは、内装や設備がくたびれて清潔感がなくなっています。
そのままでは、使用している社員のモチベーションが高まることはなかなかないでしょう。
おしゃれで清潔感のあるオフィスデザインなら、社員のモチベーションを高めることが可能です。
また、オフィスによっては、使い勝手の悪さといった課題を抱えていることもあります。
不便さを感じないようオフィスデザインを変えれば、ストレスを感じづらく、モチベーションの低下を防げます。
採用力の強化に
優れたオフィスデザインであれば、採用力の強化も図れます。
おしゃれなオフィスや、働きやすいオフィスなど、求職者が魅力を感じるオフィスを実現できるためです。
「コミュニケーションが取りやすいアットホームな職場で…」「社員のことを考えて環境を整えてくれる会社で…」など、その会社で働いている人の声にも説得力が増します。
会社の魅力をうまく発信できず、応募者が少ないというとき、オフィスデザインの変更が採用力を高める一助になります。
社内コミュニケーションの促進に
オフィスデザインを変えることで、社内のコミュニケーション活性化にもつながります。
コミュニケーションが促進されない原因には、下記のようなものが挙げられるためです。
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動線の整理やデスクの配置方法の見直しなど、オフィスデザインを変えることで、コミュニケーションを促進できます。
また、共有スペースや休憩スペースなどを効果的な位置に配置したり、内装を変えたりなど、さまざまな工夫が可能です。
ブランディングに
オフィスデザインの変更は、ブランディングをおこないたいときにも役立ちます。
ブランディングとは、競合他社との差別化を図ったり、独自の付加価値を付けたりすることです。
例えば、オフィスデザインに、競合他社と異なるコーポレートカラーを採用することもブランディングの一種です。
自社を訪れた方に競合他社との違いを印象付け、色やデザインで信頼感や親しみなどを感じてもらえます。
取り扱う商品やサービスに合わせ、和風や洋風、前衛的なデザインなどをオフィスに取り入れれば、会社独自の方向性や姿勢、在り方などもアピールできるでしょう。
清潔感のあるオフィスやおしゃれなオフィスなど、オフィスデザインの変更が、好印象を抱いてもらう一助になります。
オフィスデザインの失敗を防ぐためのポイント
オフィスデザインの失敗を防ぐためには、業者をしっかり選定することと、実際の稼働を意識して設計することの2つが大事です。
それぞれ、詳しく見ていきます。
業者をしっかり選定する
業者を選定する上で、特に見たい点としては、下記の3つがあります。
多数の施工実績がある
最初に確認したいのが、業者の実績です。
ホームページで公開されている実績が多数あれば、ノウハウが蓄積されていると判断できす。
ノウハウが蓄積された技術力の高い業者に依頼することで、納得できるオフィスに仕上がる可能性が高まります。
また、掲載している施工実績が多いほど、施工した会社から信頼されているという根拠にもなるでしょう。
まずはホームページから、どのような施工実績があるか確認してみてください。
優れたオフィスデザインを設計している
次に、その業者が、どのようなオフィスデザインを設計・施工してきたかを見てみましょう。
業者には得意分野があり、店舗が得意、オフィスが得意、個人宅が得意など分かれています。
オフィスデザインを依頼するのであれば、オフィスを得意としている業者がおすすめです。
また、所属しているデザイナーや施工者次第で、どのような仕上がりになるかも変わります。
オフィスに関する施工実績を見て、ときには問い合わせや見積もりをおこない、どのようなオフィスが作れるかを確認してみてください。
信頼感や柔軟さがある
問い合わせや見積もりなどの段階では、信頼感も見ておきたいところです。
担当者と話をして、オフィスが抱えている課題を詳しくヒアリングしてくれるか、わからないことはしっかり答えてくれるかなど、こちらに寄り添ってくれる姿勢を見せてくれるかが大切です。
また、価格も担当者の柔軟さ次第で差が生まれます。
知識がない担当者では、価格を柔軟に調整できないため、予算オーバーしてしまうことも考えられます。
予算内でおこなうにはどうしたら良いかと相談に乗り、柔軟に対応してくれるのは、知識があるベテランの担当者だからこそです。
実際の稼働を意識して設計する
オフィスを正常に稼働させるために、少なくとも下記の3つのポイントを押さえて設計しましょう。
動線
オフィスの稼働で特に大事なのが、働きやすさに関わる「動線」です。
動線とは、建物内の人が通る経路を、線で表したものを指します。
どれだけオフィスの見た目が良くても、人が多く通る場所が狭くて通りづらかったり、一部の人が不便な思いを強いられたりするのは、デザイン的に優れているといえません。
誰もが使いやすいよう、適切なスペースと配置であることが大切です。
ゾーニング
機密情報を守るためには、「ゾーニング」も考えなければなりません。
ゾーニングとは、セキュリティのレベルを段階で分け、区間を分ける作業のことです。
自社を訪れた方に、社内の機密情報が見えるようなことを避けるためにおこないます。
例えば、セキュリティのレベルが低い場所は、入り口付近に配置します。
一方、他の部署にも見られたくないような機密情報は、よりセキュリティのレベルを高く設定し、見られにくい位置に配置するのが定番です。
ただし、休憩スペースや会議室、複合機などとの距離が離れている部署ほど不便な思いをするため、使い勝手を考えたバランス感覚も必要になります。
オフィス什器
オフィス全体の雰囲気に関わってくるのがオフィス什器です。
例えば、特殊な形状のデスクは見た目におしゃれで、他社と違った個性的な印象や、スタイリッシュな印象を与えてくれます。
また、便利な機能を備えたデスク、集中しやすいような個別ブース型のデスクなどもあり、職種によっては検討したいところです。
しかし、大きくて幅を取ったり、動線設計が難しかったりすることも珍しくありません。
他にも、ラックやキャビネット、パーテーション、ホワイトボードなど、さまざまなデザインがあり、オフィスの雰囲気に影響します。
TOMITA株式会社の特徴や強み
TOMITA株式会社は、オフィスデザインやオフィス内装、店舗内装の設計・施工を手掛けています。
その特徴や強みについてご紹介します。
ワンストップで対応可能
TOMITA株式会社は、設計から施工までをワンストップで対応可能です。
ワンストップだからこそ、スタートからゴールまで、クライアント様に寄り添って併走できるという強みがあります。
予算内でどのように理想のオフィスを作り上げれば良いかなど、具体的に相談に乗ることが可能です。
※プランのお見積もり含む、計画が具体化するまでのご相談は無償です。
オーダー家具製作・自然塗料・壁面緑化・サインデザイン・原状回復工事など、対応できる範囲は広く、納得のいくオフィスデザインを形にできます。
使いやすさとデザイン性を両立できる
TOMITA株式会社は、数多くの実績を持っています。
オフィスや店舗の設計、施工など、多くを手掛けたノウハウがあるため、オフィスを使う人の立場で、動線やゾーニング、オフィス什器などをご提案可能です。
また、本州の全国に対応しておりますが、メインは拠点の名古屋市です。
デザインに自信があることはもちろん、「名古屋で流行しているオフィスデザインは…」、「名古屋の会社らしいオフィスデザインなら…」など、名古屋を拠点に置いているからこそのお悩みにも対応できます。
快適さとデザイン性に優れたオフィスを求めている方におすすめです。
緑のある空間デザインに強み
TOMITA株式会社は、緑を取り入れた空間デザインを得意としています。
特に得意としているのは壁面緑化で、壁面のロゴを目立たせたり、大きな壁面を活かしたインパクトのあるデザインを実現したりできます。
オフィス内に緑を効果的に配置することも可能です。
オフィス内に緑を配置することで、癒しが感じられ、眼精疲労やストレスの緩和など、多くのメリットがあります。
お手入れ不要なフェイクグリーンだけでなく、設置が難しい本物の植物も、場合によっては設置できることがあります。
TOMITA株式会社のオフィスデザイン紹介
ここでは、TOMITA株式会社のオフィスデザインについてご紹介します。
古いコンクリート躯体を活かした見せるオフィス
オフィスはJR高架下にあり、天井の高い作りと、古いコンクリート躯体が特徴です。
その風合いを活かしてリノベーションをおこない、元々あった落書きや文字、イラストなどもデザインとして融合させ、遊び心を演出しました。
また、さまざまなマテリアルやデザインを使用して「見せるオフィス」として活用しています。
カジュアルな印象だけが前面に出ないよう、白の塗装を基調にし、床は高級感のある意匠性を重視したテラゾーを採用しています。
それにより、ビジネスの場として相応しいフォーマルな印象で引き締めています。
ガラス張りで抜け感を演出したゾーニング
リノベーションでは、多目的スペースと執務室スペースをより細かくゾーニングしました。
その際、空間を隔てる間仕切りには、ガラスを採用しています。
ガラスは、分割を最小限にした上でフレームをなくし、透明感を追及しているのが特徴です。
それにより、吹き抜けのような抜け感と、圧迫感を覚えさせない開放感が演出されています。
また、視界を遮らないガラスを採用したことで、入り口側の三路スイッチで消灯しても消し忘れがない作りとしているのも、こだわりのポイントです。
置き型カフェブースの設置
多目的スペースには、営業許可を取得しているオリジナルのカフェブース「KOYA」を設置しました。
置き型カフェブースの「KOYA」は、置くだけでCaféが運営できるユニットとしても販売しているオリジナルの商品です。
社員たちがくつろぐ給湯スペースとしても利用できます。
また、ゾーニングで隔てているため、外部の方にも利用して頂ける空間としました。
レンタルスペースとしても展開しており、プロジェクターやピクチャ―レール、音響なども完備しています。
トイレにもこだわり
リノベーションの際に、オフィスのトイレにも手を加えています。
トイレは、遊び心が感じられるオフィスと違い、シンプルさと清潔さにこだわっているのが特徴です。
新しくした設備は、馴染みの良いシンプルな外観で、色は白を選びました。
壁や床も白を基調にしたことで、オフィスと統一感を演出しながら、清潔感のあるすっきりとした印象でまとめています。
壁や床に使用した塗料は半艶消しの水性塗料で、マットな質感と高級感を出しつつ、全体との調和が取れるようにしています。
TOMITA株式会社事務所改装工事 施工事例の詳細はこちらをご覧ください。
TOMITA株式会社のオフィスデザイン事例
ここでは、TOMITA株式会社の施工事例の中から、オフィスデザインに携わったものをご紹介します。
トヨタホーム愛知AnjoGarden安城展示場改装工事
トヨタホーム愛知様は、改装工事に関わらせて頂きました。
家族で利用されることが多いため、安心感とリラックス感にこだわっています。
具体的には、無機質だった内部の緑化に力を入れています。
シンボルツリーや人工芝など、随所に緑を配置した他、木材を思わせる淡いベージュや、テラコッタに近いカーペットを採用するなどしています。
また、コーヒースタンドを設置し、親子でほっと一息つける空間を目指しました。
トヨタホーム愛知様の施工事例はこちらをご覧ください。
大和リース株式会社 名古屋営業所 VERDENIA
大和リース株式会社様には、「VERDENIA(ヴェルデニア)」を設計・施工致しました。
VERDENIAは、大和リース株式会社様との共同プロジェクトで、オフィス全体を緑化するサービスです。
オフィスの各所に本物の植物やフェイクグリーンを設置し、どこにいても緑を感じられる癒しの空間に仕上げています。
給湯スペースをオフィスの中心に据えることで、どの席からでもアクセスしやすく、コミュニケーションを促進できる作りとしているのも特徴です。
大和リース株式会社 名古屋営業所の施工事例はこちらをご覧ください。
株式会社ライズアップ 本社
株式会社ライズアップ様には、本社ビルオフィスの設計、施工をおこなわせて頂きました。
警備会社様なので、まずは深夜勤務の方のために、仮眠室の準備からおこないました。
一部のフロアは、フェイクグリーンを採用し、昼夜を問わず緑が感じられる癒しの空間を演出しています。
壁面緑化では安全をあらわす緑十字をロゴに採用し、警備会社様に欠かせない安性や信頼感などを演出、ブランディングにつなげています。
壁面や柱には高級感と温かみのある茶色を採用し、ライトの色合いも目に優しい色合いにこだわりました。
株式会社ライズアップ 本社 施工事例の詳細はこちらをご覧ください。
愛知県名古屋市でオフィスデザイン、オフィス内装の設計・施工のご相談はTOMITA株式会社へ
この記事では、オフィスデザインで解決できる課題や、オフィスデザインで失敗しないためにすべきことなどについて、詳しくご紹介しました。
オフィスデザインを変えることで、解決できる課題は多々あります。
その課題を適切に解決していくためにも、内装工事をおこなう業者の選定や、担当者様自身が実際の稼働を想定してオフィスデザインを考えることが大切です。
特に業者の選定は、オフィスデザインの成否に大きく関わるため、しっかりおこないましょう。
TOMITA株式会社は、名古屋市を拠点に、オフィスデザインやオフィス内装、店舗内装の設計・施工を広く手掛けています。
ワンストップで対応できることや、実績豊富で使いやすさとデザイン性を両立したオフィスを実現できることなど、多くの強みがあります。
オフィスデザインでお悩みの方は、ぜひTOMITA株式会社にご相談ください。